公開日:2016.05.24 更新日:2022.06.24 閲覧数 13,629 (月間67)

こんにちは、テックウインド株式会社メディアチームです。

365日稼働しているサーバーですが、日頃はその存在をあまり意識していない企業や組織もあると思います。部屋の片隅に置きっぱなしという状態で、メンテナンスもせずに何年も経っているという場合もあるのではないでしょうか。そのような老朽化したサーバーがもたらすリスクと、その対策にはどのようなものがあるでしょうか。

サーバーの老朽化とは

企業や組織では、サーバーが老朽化していても、動いていれば問題ないとそのまま使い続けることがあります。
昨今のハードウエアは物理的に故障することがあまりないため、そのようなことが起こりがちです。

しかし、機械としての限界というものは必ずあり、つい今しがたまで正常に動いていたものが急に故障することもあります。
サーバーでありがちなのが、冷却ファンの故障です。

急な故障で、何の対策も立てていない場合、重要なデータの損失なども起こり得ます。

サーバーの老朽化のリスク

サーバーの老朽化をそのままにしていることは、思わぬ危険をはらんでいます。

突然の故障でサーバーにアクセスできない状態になり、完璧な復旧ができないことから大切なデータを失うという事態に陥るリスクがあります。

その他、老朽化しているサーバー内の古いOSやアプリケーションも危険です。
サポート期間が過ぎても使い続けているような場合、知らぬまにサーバーがいくつものセキュリティホールを抱えていることになります。
そこからサイバー攻撃を受けることもあるのです。

サーバーの老朽化への対策

具体的にサーバーの寿命を考えるとしたら、5年を目安にすると良いでしょう。

5年を目途にサーバーを新しくすることで、数々のリスクを遠ざけることが可能です。
また、最近のサーバーは消費電力が少なくなっており、古いものを使い続けるよりもコスト面でも得策です。

また、サーバーをなるべく長く使用したい場合は、サーバーを置く場所の環境を考慮すると良いでしょう。
日中に窓越しの強い日光を浴びるなど、寒暖差の激しい保管場所は避けるべきです。

古い電化製品を使っているとコスト面で損をしていることはよくありますが、サーバーでも同じことが言えます。何より、突然の故障でデータをなくすことは、かなりの痛手となります。

それらのことを考え、日常でのサーバー管理やメンテナンスにも意識を向けていきましょう。

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