公開日:2016.05.24 更新日:2022.06.24 閲覧数 15,401 (月間103)

こんにちは、テックウインド株式会社メディアチームです。

稀にですが、家や会社のすぐ近くに雷が落ちてくることがありますよね。雷が落ちた場合、サーバーにはどのような影響があるでしょうか。

運悪く建物の中に電流が侵入したときには、パソコンやサーバーに悪影響を与えることがあり、ファイルにアクセスできないなどの被害が生じる可能性もあります。では、サーバーを守るための雷対策には、どのようなものがあるでしょうか。

サーバーに悪影響を起こす雷被害とは

雷は自然災害のため、完全に防ぐことはできません。
遠くで雷の音が聞こえてくると、酷くならずに収まってほしいと誰しも思います。

戸外の木などに落雷することが比較的多いですが、建物に落雷することもあります。
その時に強い電磁界が通信線などを伝わる誘導雷、いわゆる雷サージが発生します。

雷サージはコンセントを通して伝わってくるため、サーバーやPCのみならず、全ての電化商品に雷サージの危険性があります。

雷対策として準備しておきたい無停電電源装置

雷サージによりPCやサーバーが故障しないように、事前に対策をすることが大切です。

雷が近づいてきたらこまめにバックアップを取ることを心がけ、かなり近くなってきた場合、パソコンやサーバーを正常終了させコンセントから電源を外すのがベストです。

また、UPS(無停電電源装置)の導入をしておくこともおすすめです。
USPとはバッテリ内蔵の電源装置のことで、電源の障害時に電源をサーバーに供給することができ、それにより不意なシャットダウンへの時間を確保し正常終了が望めます。

常時稼動させなければならないサーバーにおすすめの雷対策

また、サージ防護デバイス(SPD)の設置も雷対策として非常に有効です。
電源やケーブルなどから侵入した雷サージを、大切な機器ではなくサンダーブロック内を通過させ、安全に外へ放出させます。

サーバーやPCの電源を切ることなく使用し続けることができるので、常時稼働の必要があるサーバー使用時には重宝します。

雷の音を聞くとやっかいなものが来たと思いますが、対策が万全だと余裕をもって業務を続けることができます。
これらの対策を実践するかしないかで、社内のデータと機器を安全に守れるか、データを損失し復旧に労力を要することになるかの分かれ道となるので、事前に準備しておきましょう。

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