名越由貴夫 氏・ギタリスト

関連メーカー:高音質インイヤーイヤホン/カスタムイヤホン(IEM)のWESTONE


ES60はセッションのレコーディングやライブ時に重宝しています。

Interview

ギタリスト
名越 由貴夫 氏

Co/SS/gZ(※1)、YEN TOWN BANDなどのバンドでギタリストを務める名越由貴夫さん。CHARA、椎名林檎、堂本剛、Superflyなどのサポートギタリストも務めています。またスタジオミュージシャンとしても、これまでに数多くの有名アーティストの楽曲制作やレコーディングに参画されています。ライブではバックバンドを務めることも。今回はWestoneのカスタムイヤホンES60のサブ機を作られました。

※1 2020年に活動再開見込

きっかけはビートルズ

音楽に興味を持ち始めたきっかけを教えてください。

中学生ぐらいのときに、近所のお兄ちゃんがビートルズを聴いていたりとか、そんなよくあるパターンですね(笑)。

当時ビートルズへの憧れみたいなものがあったのでしょうか?

そうですね。
最初に音楽としておもしろいなと思ったきっかけはビートルズでした。
その頃は青盤を聴いていたと思いますね。

名越さんが初めてイヤモニを使われたのはいつ頃でしたか?

実は結構遅くて、耳型を採るものは2016年頃にこちらで作っていただいたイヤモニが最初でした。

Westoneが1番最初だったのですね。

はい、それはもう。ずっと一筋ですね(笑)。

ありがとうございます(笑)。
ちなみにWestone以外のメーカーで、イヤホンを使われますか?

市販で手に入るイヤホンは使ったことはありますが、やはり耳型を採って奥まで入れないと。
1回それをやってしまうと、もうあの低音の輪郭とかが全然違いますね。

市販品だと結構、低音が抜けちゃいますよね。

そうなんです。
低音を聴こうとして上げると、どうしてもぼやけてしまってたりとか。

今現在お使いのイヤモニはWestoneですよね?

はい。ES60ですね。

やはりES60がベストですか?他のモデルはどうでしょう。

他のイヤモニは使っていないので何とも言えないです。最初にES60モデルのイヤモニを作ったということもあって、結構これに慣れているということもありますが・・・。
他のモデルってどんな感じなんでしょう?現状はES60で満足しています。

ES60は低音もしっかりしたバランス重視モデル

Westoneアーティストの多くはES60を使われています。

ES60はしっかりと低音の輪郭が分かるイヤモニだと思います。
あと、イヤモニでやっているときの感覚と、後で録音を聴いたときの差がそんなに無いというか、「イヤモニだからこの音質」みたいな感じが無いところ、フラットに聴ける感じが良いですよね。

そうですね。まさしくフラット感を重視した音のバランスというか。

そう。あとギターの場合って、アンプから出している音を直で聴いたときと、モニターを介したときの音がなんかこう違和感があると気持ち悪いんですけど、それが無いところが良いですね。

ありがとうございます。使われた当初からそのような感覚だったのでしょうか?

そうですね、まあ、モニターのエンジニアの方との兼ね合いもあるんですけど。その方がどんな感じで音を出してくれるかとか。
でも、そんなにあれこれ言わなくても割と自然に聴こえるところが良いですね。

万一に備えサブ機を用意

今回イヤモニを新しくされるということですが、このタイミングになった理由などはありますか?

2016年から使っているので、そろそろバックアップが欲しいタイミングではありました。
現場の移動が重なったときも、あっち持って行って、こっち持って行ってみたいな。場所場所を往復することも多いので2台あると便利かなということもあります。

そうですね、日本は湿度が高いので、万が一湿気が理由で不具合が出た場合に備えて、メインとサブをお持ちいただくのはお薦めしています。
ちなみに、耳型採取をする際、注意されたことはありますか?

そうですね、口をどのくらい開けるとかは事前に話したり。
歌う人と、楽器だけの人で、開いて採った方が良かったり、程々でよかったりしますよね。なので、割と一般的な開き方で採りました。

使い続けることで耳型にフィット

今お使いいただいているES60のフィット感はいかがですか?

大丈夫です。耳型を採った当初より少しは緩くなってきているけど、むしろ自然にフィットして、良い意味で密閉感が薄れてきていますね。

数年経つと耳の形が人によっては変わってきてしまったりするみたいなのですが、そのあたりは大丈夫そうですか?

はい、全然大丈夫ですね(笑)。

良かったです(笑)。
名越さんの考えるイヤモニのメリット・良さみたいなものはありますか?

はい、まず最近同期を使う現場が多く、シーケンスと一緒に演奏するにあたってはクリックを聴いたりすることがマストだったりするので、そういう場合はもうイヤモニじゃないと無理ですね。あとは耳型を採って作ったカスタムは本当に密閉度が高いので、会場の響きに左右される要素が割と少なくなるというか。イヤモニ無しでやってると、会場ごとにモニターの作り方を変えなければならなかったりしますが、イヤモニのメリットはやっぱり、バランスをとってセットしちゃったらもうそのまま、どこの会場でもそんなに大幅に変えなくてもいけるっていうところですね。

ありがとうございます。
名越さんがWestoneというブランドを知ったきっかけは何だったのでしょうか?

今さん経由ですね(笑)。今さんが当時CHARAのマネージャーだった頃に、色々「何が良いかな」と話していたところで。
(以下、今さん談(※2))
ただ、その頃のWestoneは新しいというイメージがありました。 Westoneの歴史はすごく長いけれども、でもまあ結構OEMとかでSHUREとかを作られていたりされていて、そういうものを聴いていたから「良いかも」って思ったのがきっかけでしたね。
当時はアルティメットイヤーのフィットイヤホンとどっちが良いかみたいな、その2つしか選択肢がありませんでした。

※2 今 利光 氏:現在は名越由貴夫氏のマネージャー。CHARAのマネージャーだった時期もあり、業界に広く精通している。

当時は今ほど選択肢が無かったのですね。

そうですね。岡田さん(※3)のおかげでWestoneを知ったというか。当時、岡田さんに紹介いただいて話すようになって、仲良くなって、で、まあその、彼、イヤホン王子だから(笑)。(今さん談)

※3 岡田 卓也 氏:「イヤホン王子」の異名を持ち、これまでに数々のメディアへ出演。
e☆イヤホンを運営する株式会社タイムマシン取締役兼株式会社TMネットワーク取締役副社長。

Westoneだと自然に音を作れる

名越さんの考えるWestoneの印象とは、どのようなイメージなのでしょうか。他のメーカーとの違いというか。

なんというか、本当にフラットというか、定位感というか、トーンバランスがすごいはっきりしているので、モニターの作り方がすごい分かります。パンの位置を少し動かしただけでもはっきりと分かるし、細かいパンニングやトーンバランスでモニター作ると、とてもナチュラルに聴こえますよ。
逆に全部真ん中に定位を固めると、結構ぶわっとしちゃいますね(笑)。
そういう意味では、本当にフラットだから、自然に音を作れて、硬い感じもないですね。

新しいES60が届いた際に着けていただいてフィット感をみていただきたいのですが、もし耳型が合わない部分がありましたらお知らせください。

はい。それ、調節できるんですね。

はい。できます。
CHARAさんも1回調整されたんですよ。当時は少しきつかったということで2mmほど削られました。
装着感に関わらず、アーティストさんによってはあえてイヤモニを半刺しにして観客の声を聴きたいという方もいらっしゃいますよね。

そうなんですね。それこそ、穴のやつのが良かったのかもしれない。

EASですね。
当時はなかったですよね。
ステージに立たれる方はどうしても観客の声を聞きたいっていうのもあって、EASシリーズが開発されたんです。

演奏中はあれだけど、曲の間とかでモニターエンジニアの方が会場の音を入れてくれたりするんです。
ただ、楽器演奏だけだったら、密閉した方がやりやすいっちゃやりやすいですね。
EASシリーズは、多分そういうのを損なわずに外の音、聴こえてるんだよね。

そうですね。遮音レベルが4タイプありますが、お好みで選んでいただければと思います。

そうなんですね。すごい。進化してる。

そうなんですよ。プラスでソリッドプラグも付いているので、ある程度密閉感を持ってやりたい時はソリッドプラグで蓋をしていただければ。

なるほど。付け替えられるのね。

ESシリーズまではいかないですが、十分な遮音レベルで演奏することもできます。もしよろしければ今後、ES60以外のレパートリーとしてご検討ください。
それでは最後に、今後の活動をご紹介いただけますでしょうか。

はい。今現在Superflyのアリーナツアー 2019 “0”の真っ最中で、これが確か12月8日(日)の福岡公演まで。
あとは「THE GREAT SATSUMANIAN HESTIVAL 2019」(※4)という鹿児島のフェスで椎名林檎さんで演奏します。

※4 鹿児島出身の有志によって、九州のお酒や職を楽しむことを目的にはじまったイベント。現在では鹿児島出身の星グランマニエ(Gt)と白鳥松竹梅(Ba)の2人を擁する氣志團や福岡出身のアーティスト家入レオ、MONGOL800、ももいろクローバーZ、きゃりーぱみゅぱみゅなど総勢50組のアーティストが出演する豪華フェスとなっている。椎名林檎さんは10月6日(日)の大隅ステージのトリとして出演。

あとは、CHARAと、うちのかみさんの平岡恵子の2人で、jOnO(ジョノ)って言うユニットをやってます。今3曲配信してるんで是非。基本そこでは俺はギター弾かずに、恵子とかCHARAがギターを弾いてて。今配信してる分だとベースを弾いてます。
11月29日(金)には 平岡恵子の海の底バンドのライブを下北沢のCLUB251でやるので是非!(笑)

年末にかけてお忙しいですね。ありがとうございます。今後も色々な場面でES60をご愛用いただければと思います。
本日はありがとうございました!

名越由貴夫 プロフィール

Co/SS/gZ、YEN TOWN BAND、Lily Chou-Chou、THE King ALL STARS、ash-ray、海の底バンド、等のメンバー。
CHARA、UA、YUKI、椎名林檎、Salyu、Superfly、堂本剛、長渕剛、等のレコーディングやライブにギタリストとして参加。

jono.music公式Instagram: https://www.instagram.com/jono.music/

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