小岩井ことり 氏・声優 / 歌手

関連メーカー:高音質インイヤーイヤホン/カスタムイヤホン(IEM)のWESTONE


B30はバランスがいい音で、B50は驚くほど低音ガッツリ!

Interview

声優 / 歌手
小岩井 ことり 氏

大人気の声優であり、同時に歌手、ソングライティング、DTMによる音楽制作もこなす小岩井ことりさん。ヘッドホンやポータブルオーディオへの広い知識と深い愛は、ヘッドホンファンの間では有名です。その小岩井ことりさんをWestoneにお招きし、2019年4月に発売された低音重視モデル、Bシリーズの「B30」と「B50」を試聴していただきました。

声優用の録音機器としてDTMを揃えたのが音楽制作のきっかけ。

最初に小岩井さんのことを少しお聞かせください。

声優になろうと思ったのはどうしてですか。

テレビアニメの「ポケットモンスター」を見たのがきっかけです。もともとアニメが大好きで、声優さんに憧れを持っていました。

でも、ポケットモンスターを見たとき、ピカチュウが言葉ではしゃべっていないのに、そのニュアンスから何を言ってるのかなんとなく分かって「声優さんってすごい。こんな声優さんになりたい!」と思いました。

声優としての活動だけでなく、歌手活動、さらに作詞作曲や、楽曲制作もされていますが、作曲を始めたのはどうしてですか。

小さい時から音楽はすごく好きだったし、簡単な曲を作ったりしたことはあったのですが、今みたいにパソコンを使用してという感じではなかったですね。

本格的に作曲を始めたのは、声優としてデビューした頃。声優としてのお稽古や、自分の声を録音して提出するテープオーディションのための録音機器としてDTM(デスクトップミュージック)の機材を揃えたんです。

それで自分の声を録音していたのですが、これって音楽を作る機能もあるってことに気づいたら急に興味が出てきて、そこから本格的にDTMで作曲をするようになりました。それがきっかけです。

イヤホンって、私にとってペットみたいな存在。とても可愛いです。

ヘッドホンにとても詳しいことで有名な小岩井さんですが、本格的にヘッドホンとつきあい始めたのは音楽制作がきっかけですか。

そうですね。でも最初はお小遣いも少なかったので、普通に量販店で手に入るような安価なものを使っていたんです。ちゃんとヘッドホンを意識して「これだ!」って買ったのは、スタジオモニターとして業界標準のヘッドホンです。

そのヘッドホンは、もともと声優の勉強として、録音した台詞のノイズ、歯擦音などのチェックするのを目的で買ったんですが、音楽制作でもよく使いました。

その後どんな感じで、ヘッドホン沼にハマっていくんでしょうか(笑)

最初はたいしてハマってなくて、10万円以上する高いヘッドホンのことをすごくバカにしていたんですよ。ネームバリューやブランドの価値で高いだけでしょって。だから10万円クラスの試聴機があっても、試聴したことがなかったんです。

でもあるときたまたま、とある有名なインイヤーヘッドホンの高級機を試聴したら驚きました。すごい解像度だったんです。「解像度が高いってこういうことなんだ!」って衝撃を受けて。

それからお小遣いが入るたびに、ちょっと高価なものでも気に入れば買うようになって、いろいろなヘッドホンを集めるようになりました。

今は何台ぐらいヘッドホンやイヤホンをお持ちですか。

今、たぶん50機以上持ってるはずです。一部、本当に見た目とか、色とか、服に合うとかの理由で、実用性に欠くものもあります(笑)。ヘッドホンやイヤホンってお店で選ぶのも楽しいし、買って帰って家でズラっと並べて見てるのも楽しいんです。

私にとってはペットのような存在で、並べて「かわいいなあ」ってホクホクするんですよ。で、ヘッドホンが、また私のお財布からエサを吸い取って、だんだん繁殖して増えていくんです。これ「沼」ですか(笑)

まさに沼だと思います(笑)。

ところで小岩井さんは、ヘッドホンに何を求めていますか。

最初の衝撃からしばらくは解像度や音の良さを求めていたんですけど、自分がいいなと思うものを買い集めていくうちに、ヘッドホンにはそれぞれに良さがあると気づきました。

今は見た目とか、音場とか、それぞれの個性を楽しんでいます。だから気になるものは、ぜんぶ欲しくなります(笑)。

それだけたくさんお持ちだと、どのようにヘッドホンを使い分けるのですか。

普段持ち歩くのは、2、3個、Bluetoothのものと、有線のものをタイプをかえて2つぐらい。どれを持って行くかは用途によるんです。

電車の中で聴くなら騒音もあるのでドンシャリも楽しいし、仕事で使うなら解像度が高いほうがいいよねとか、ダンスの日だったら、汗をかいても大丈夫な防滴性能を持っているものとか。そうやって使い分けています。

でも人に勧める時は10機種以上持って行って、それぞれの音の違いとか、防水性とか、いろいろ性能を語りますけど(笑)。

B30は中低音がしっかりしつつ
高音の伸びもある、バランスのいい音。

Westoneを使われるのは初めてとのことですが、Westoneの第一印象はいかがでしょうか。

「付属品が豪華!」って人から聞いていましたが、ほんとですね。ビックリしました。イヤーピースもたくさん入っているし、このBシリーズにはケーブルを換えるとBluetoothになるケーブルも標準で入っているし。

イヤホンヘッドホンが好きな人は、やっぱりリケーブルとか、カスタマイズがすごい好きだと思うので、全部セットされてるのはお得感があります。

では試聴をしていただいたBシリーズの感想を聞かせてください。

B30からお願いします。

B30は中低音あたりに結構しっかりボリュームがあるんですが、それに加えてすごく高音の伸びが良いと感じました。

たぶん一般的に好まれる音、聞きやすいバランスのいいサウンドじゃないかなと思います。


Universal B30
https://www.tekwind.co.jp/WST/products/entry_14506.php

Bシリーズは、Westoneの中では、低音を重視したモデルとなっています。

やはり低音に特徴を感じましたか。

はい。低音にしっかりボリュームがあって、よく出てるなって思います。

B30は、さらにそこに高音の伸びがあってバランスがいいです。

だからオールラウンドにいろんなジャンルの音楽が聴けるのではないでしょうか。

B50は低音がっつり!
ここにはベースへの愛が詰まってます。

そしてもう1つのBシリーズ、B50はいかがでしたか。

B50は、マジで「超低音ガンガンだぜ!」って感じで、ちょっと驚きました。

ホームページに、「ベースアンプの前で聴いているような」って文言があったと思うんですけど、本当にそんな感じ。

低音をいっぱい聴くと、体感としてビリビリするじゃないですか。その振動感がすごく伝わってきます。


Universal B50
https://www.tekwind.co.jp/WST/products/entry_14507.php

B50の設計者は、実はベースを弾くんですよ。

やっぱり!そうですよね。これ、製品化する?っていうぐらいベースに特化してる。設計者がベースを弾くってきいて納得しました。B50にはベースへの愛が詰まっています。ベーシストは必携ですね。

BA(バランスドアーマチュア)なのに、ダイナミックばりの低音がすごいと思います。この軽さでこの低音ですからね。

自分が作った曲を聞いてみたけど、普段ベースとして捉えていないギターの低音が、ベースみたいに低音成分が出るので、自分の曲なのに新しいサウンドの一面を垣間見ました。

ライブの時、スピーカーの近くで音を聴くことがあると思うんですけど、その時のビリビリ感とかがすごい伝わってくる感じで、そういうライブでの興奮を忘れられない方にもおすすめです。

B30、B50の共通の点ですが、例えばBluetoothの使い勝手はいかがですか。

Bluetoothのケーブルは手軽で便利で、電車などでも楽で、本当に素晴らしいと思います。

ただBluetoothだけだと、やっぱり遅延とか、人が多いところに行くと途切れとかが気になりますよね。特にいま流行っている音ゲーなどだと、ワイヤレスだと遅延があって使いづらいんですよ。

ポタフェスやヘッドホン祭などのオーディオイベントでも「音ゲーができる遅延しないBluetoothはありませんか」というような質問があがるんですが、専門家の皆さんに伺っても「ありません」っていう答えしかなかったんです。

でも、これならBluetoothも有線も1パッケージでできるので、とてもいいと思います。今後はこれをおすすめできそうです。

Bシリーズの装着感やデザインなどはどうですか。

ばっちりですね。読者のみなさん!実はこの装着方法、Westoneが元祖だってって知ってましたか?ですからフィット感、軽さ、馴染みやすさ、カーブ感はさすが元祖です。

それからイヤビースもサイズも豊富だし、素材の違いの2種類のイヤーピースが揃っています。それにハウジング部分も黒とオレンジを付け替えられるんですよね。専用ドライバで好みに合わせてカスタマイズする、このガジェット感が楽しいです。


↑B30に同梱されているイヤーピース


↑同梱の専用ドライバーによりハウジングは黒とオレンジで換装可能

最後に一言、メッセージをお願いします。

とにかくヘッドホンが好きな方には、WestoneのBシリーズの音を実際に聞いてみて欲しいと思います。

B30のバランスの良さと、B50のBAではちょっとあり得ない低音の鳴りっぷりは、実際に聴いてみないとわからないですし、かけ心地なども、ぜひぜひ実際に試してみてほしいと思います。

お近くのヘッドホン専門店でお試しください!

本日はありがとうございました。

小岩井ことり プロフィール

2月15日、京都府生まれ。2011年にテレビアニメ「青の祓魔師(あおのエクソシスト)」吉国役で声優デビュー。アニメやゲームキャラの声優をメインに、CM・ナレーション、ラジオなど幅広く活躍する。DTM(Desktop Music)による作詞・作曲も手掛け、自身が出演するラジオ番組で楽曲を披露するほか、声優仲間に楽曲提供もする。ヘッドホン・イヤホンは50機種以上コレクションするほどのマニア。試聴した感想をツイッターなどで発表し、その的確で分かりやすい評価がファンの間や業界で話題に。インドア派と公言しつつも、オフには趣味の釣りに遠出するアクティブな一面も。ピアレスガーベラ所属。

小岩井ことりオフィシャルブログ:https://ameblo.jp/koiwai-kotori/
小岩井ことりTwitter:@koiwai_kotori

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