Westone-耳型(インプレッション)採取方法について
Westoneのカスタム製品(ESシリーズ、ASシリーズ、UM56カスタムイヤーチップ、TRUカスタムイヤープラグ)には外耳フルシェル型の耳型(インプレッション)採取が必要です。
- 1.インイヤモニターおよびカスタムイヤーチップ制作には、外耳フルシェル型のイヤーピースが必要です。耳型は、外耳道の第2カーブを過ぎたところまで採取されている必要があります。フルシェル型の耳型は、耳輪全体、耳輪脚、耳珠と対珠が含まれている必要があります。
- 2.耳型は、高粘性シリコーンの耳型材料をお使いください。(シリコンクローンS50カートリッジまたシリコンシングルズでシリンジを使用することを推奨します)
- 3.外耳道の栓には、コットンまたはフォームを使用してください。(PROS Oto-Damsを推奨します)
- 4.耳型は口を開けた状態で取ってください。 1インチ(約3.4cm)のバイトブロックを噛んだ状態で採取してください。これはフィット感を得るために非常に重要です。シリコンが固まるまで顎を動かさないようにしてください。
・バイトブロックがない場合は、割り箸等を噛んで代用することが可能です。
・ボーカリストの方は歌唱時の開口で採取されることを推奨します。
・耳型に不備がある場合は受け付けられない場合がございます。

バイトブロック(一例)

バイトブロックを噛んだ状態で耳型を採取している例

注意
- 耳型(インプレッション)の採取には専門家の資格が必要です。ご自身での採取は重大な事故の元となりますので絶対におやめください。また、正しく採取されていない耳型ではカスタム製品は作成できません。
- 日本国内ではWestone製の耳型採取キットは未発売です。正規代理店・取扱店での取り扱いではございませんので、ご注意ください。
- イヤホン作成のための耳型採取は保険適用外となります。
関連項目:耳型採取はどこでできますか?