ネットワークに接続するだけでファイル共有環境を実現でき、中小企業を中心に根強い人気を誇る「NAS(Network Attached Storage)」。家電量販店などでも販売されており気軽に導入できる一方で、オフィスに導入したNASが故障して大切なデータを失ってしまった!などの“事件”をよく耳にします。そこで今回は、データ消失につながる4つのリスクと、回避するためのQNAP NASの強みについてご紹介します。
ネットワークに接続するだけでファイル共有環境を実現でき、中小企業を中心に根強い人気を誇る「NAS(Network Attached Storage)」。家電量販店などでも販売されており気軽に導入できる一方で、オフィスに導入したNASが故障して大切なデータを失ってしまった!などの“事件”をよく耳にします。そこで今回は、データ消失につながる4つのリスクと、回避するためのQNAP NASの強みについてご紹介します。
複数HDDを搭載しRAID構成が組まれたNASの場合も当然ながら耐障害性には限界があり、複数のHDDが同時に故障するとデータ復旧ができなくなる可能性があります。また、製品によっては軽微なセクター不良だけで読み込みできなくなってしまうものもあります。
QNAP製NASは、万一セクター不良が発生しても、その部分を飛ばしてデータを読み取りできるファームウェアを搭載しており、データ復旧の可能性を少しでも高める上で有効です。また、NASに搭載するHDDは、QNAP製品とも互換性が高く、常時稼働環境に最適化され、より障害発生率の低いNAS専用のWestern Digital製のWD Redシリーズをおススメします。
導入コストだけに目が行きがちですが、製品選定は長期間でのTCOも考えるべきです。特に交換用HDDは指定の専用HDDしか使えないブランド・製品があり、価格が汎用的なHDDに比べ倍近いというケースもあるので要チェックです!
故障するのはHDDだけとは限りません。データ読み書きをコントローラーや電源部など本体側が故障する可能性もありますが、本体を修理・交換してHDDを挿してもデータ復旧できない場合があることをご存知でしたか。
QNAP製NASは、本体側が故障しても、ディスクを外して新しい本体に挿すだけでHDDのデータを復旧することができます。ディスクに保存されているデータはお金で買えない貴重な資産だけにこうした製品だと安心です。
意外な盲点が、該当モデルが生産終了になってサポートも終了、ファームウェアのアップデートができなくなるケースです。脆弱性が発見されても対策できず、ランサムウェアに感染してデータアクセス不能…といった事態になりかねません。
QNAP製NASは、生産終了になった製品でもしばらくの間、サポートが継続されますので、ファームウェアを常に最新にしておくことができます。ファームウェアを常に最新にしておくことはセキュリティ対策として“基本中の基本”だけに、できるだけサポート期間が長い製品を選定するのが“理想”です。
NASを導入し共有環境を整備した結果、“うっかりミス”で他人のデータを消失してしまった!という事件もよく聞きます。定期的にバックアップをとりたいところですが、コストや手間などそんなに簡単ではありません。
QNAP製NASは、別のNAS(ローカルorリモートで)や、OneDrive/Googleドライブといったクラウド(オンラインストレージ)サービスと連携、自動でデータ同期する機能を持っています。
「QNAP NAS」は、NAS単体としてだけでなく、別途ディスクドライブを搭載したBTOの形で、複数の国内販売代理店から提供されています。その中でQNAPの国内販売実績No.1を誇るのがテックウインドです。テックウインドでは、HDDトップブランド「Western Digital」のNAS専用HDD「Redシリーズ」を搭載した「QNAP NAS」を厳格な検査を実施した上で出荷しています。
QNAP NAS | 一般的なNAS製品 | |
複数HDD障害時の データ復旧 |
RAIDの上限+1のHDD障害でも データ復旧の可能性あり |
RAIDの上限を超える数の HDD障害ではデータ復旧できない |
NAS本体故障時の データ復旧 |
本体交換でデータ復旧可能 (別モデルの本体でも可) |
本体交換でデータ復旧できない 可能性がある |
ファームウェア更新 | サポート期間中:高頻度(月に1~数回) サポート終了後:可能な限り長期継続 |
サポート期間中:少頻度 サポート終了後:打ち切りが早い |
バックアップ (自動同期) |
グラフィカルな管理画面で 誰でも簡単 |
設定など手間がかかり 大変なものも |
交換用HDD(4TB)の価格 | 2万円以下 | 5~6万円 |