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株式会社タケシ様

関連メーカー:QNAP 正規代理店

https://www.hi753.com/
取材日:2019年6月13日
業界:専門サービス

株式会社タケシは、1954年に創業し、現在、阪神間でスタジオ事業(photo efy)および衣装レンタル事業(FURISODE efy)の計9店舗をefyの由来となっている「especially for you - あなただけに特別な -」を掲げて日々運営しています。スタジオは自分たちで手作りし、撮影からアルバム制作(一部外注)なども自分たちで手がけています。

人生のいろいろな瞬間、大切な想い出を写真としてカタチに残すお手伝いをしています。

管理画面が分かりやすく、
各種設定も簡単にできてしまいました。

取材協力

株式会社タケシ
事業戦略部
システムマーケティング課 主任

田中 建史様

導入前の課題

  • 容量がどんどん増えて、各店舗からデータが送れないということがあった。
  • 特定のパソコンを通して、画像データにアクセスする必要があり、かなり不便だった。

導入メリット

  • 容量が大幅に増えたので、容量の問題で心配する必要がなくなった。
  • 今までデータにアクセスできなかったスタッフがアクセスできるようになり、業務効率が向上した。

導入の背景

なぜQNAP製NASの導入が必要だったのですか?
~導入前の課題~

弊社は、衣装レンタルとPhotoスタジオを運営しており、兵庫県を中心に9店舗ございます。各店舗で撮影された画像データは、全て本社のNAS(Network Attached Storage)に送られてきます。ただそのNASはすでに年数が経っていて、容量が1TBしかなく空き容量が少なるケースが頻発していましたので、そのNASのリプレイスを検討していました。

様々な製品がある中でなぜQNAP NASを選んだのですか?
~導入の決め手~

各店舗にはすでに様々なメーカーのNASが1台ずつ設置されていて、そうした製品の中から検討していましたが、やはりQNAPが一番使いやすかったので、QNAP製NASに決定しました。すでに設置されているNAS製品の中ではQNAP製NASが一番多いので使い慣れていたという点もあります。

導入の概要

「QNAP製NAS」の利用用途についてお聞かせ下さい。

本社には3台のNASが設定されています。今回新たに導入したTS-453Beを含め、全てQNAP製のNASになります。1台目のNASは、インターネット接続されていて、各店舗で撮影された画像データが全てこの本社のNASに保存されます。2台目のNASはインターネットとは切り離されていて、商品制作チーム(デザインチーム)が撮影データの加工のために利用しています。1台目のNASに保存されている画像データをこのNASにコピーして保存し、そこでアルバム制作のためにデータの加工を行います。それを印刷会社に送ってアルバムが完成するという流れです。

そして3台目のNASが今回リプレイスされたTS-453Beになります。このNASは1台目のNASに保存された画像データをコピーして保存し、画像チェックのために利用しています。本社に「撮影サポートチーム(画像担当者)」がいて、各店舗で撮影された写真をチェックし、その撮り方の指導やアドバイスのために利用しています。

また、今年の4月から発足したマーケティングチームも共有サーバーとして自分たちの作った資料を置いています。それに加えて、容量が大幅に増えましたので、商品制作チームも利用するようになり、加工・修正された画像データを保管しています。

QNAP TS-453Be
本社では以前からQNAPを利用していた。右上のNASが今回導入したTS-453Be

各店舗にはQNAPのNASをはじめ、他社製の家庭用のNASが置いてあり、日々、撮影される写真データを保存しています。店舗のNASはインターネットに接続しておらず、店舗のパソコンからのみアクセスできるようになっています。フォトスタジオでは、1回に100~200枚の写真を撮影しており、1店舗あたり一月で20~30GBの画像データがたまっていき、すぐにNASの容量が圧迫されてしまいますので、何年も前の画像データは、ハードディスクに移していました。しかし、それですと物理的な媒体が増え続け、コストもかかってきますので、数年前からそれをやめて、現在ではデータのバックアップはクラウドストレージに保存しています。各店舗の画像データは全て、NASから直接クラウドストレージにバックアップされています。容量は全部で20TB以上になります。

「TS-453Be」の優れていると思った点は何ですか?

WEBの管理画面が、グラフィカルで操作しやすく、分かりやすいので、各種設定も簡単にできてしまいました。
昔のNASですと、HDDの抜き差しとかはどうしてもデリケートな部分ですが、そこが簡単にできてしまうので、システム担当の私がいなくても、専門知識がないスタッフがマニュアルを見ながら対応できるレベルだと感じています。

田中 建史様

導入後の効果

「TS-453Be」を導入してどんな効果がありましたか?

今まで利用していたNASは、個人管理でしたので、そのスタッフが不要になったデータを削除していかないと、容量がどんどん増えて、各店舗からデータが送れないということがありました。しかし、今回、導入したNASは容量が大幅に増えましたので、そういったこともなくなり、本当に助かっています。

もう一つの効果は、今までデータにアクセスできなかったスタッフがアクセスできるようになり、業務効率が向上したという点です。本社のデザインチームは、特定のパソコンを通して、画像データにアクセスする必要がありました。ですから、そのパソコンが起動していないとデータを見ることができず、かなり不便でした。しかし、今回導入したNASは、IPアドレスを割り当てていますので、LANケーブルで接続されていなくても、本社のスタッフは誰でもWi-Fi環境でデータにアクセスできますので、作業効率は大きく変わってきていると思います。例えば、デザインチームの作ったデータは、マーケティングチームなど他のチームも見る必要があります。本社以外の店舗スタッフも自分のパソコンから直接アクセスできるようになりましたので、スタッフからも便利になったという声が聞かれるようになりました。

将来の展望

どのように使っていきたいですか?

QNAPのアプリは色々ありますが、十分に使いこなせていません。そこをもう少し深く掘り下げていけば、もっと有効活用できると感じています。

今後QNAP(またはテックウインド)に
期待することはありますか?

QNAPには、Drop Boxと同期できる仕組みがありますが、自動的に同期できるようになれば、ありがたいと思っています。今は、例えば、「23時に動かします」みたいなバッチを組んでいますが、何かしらの理由でそのパソコンが動かなかったりするとそのバッチも動かないことになってしまいますので、ちゃんとコピーされているかを毎回Drop Boxの画面で確認しています。

また数時間に1回で同期できて、より細かくバックアップが取れると、もっとリスクが下げられ、安心感を持てるようになります。今は1日に1回ですので、例えば夕方、地震が起きてパソコンやNASが壊れてしまうと、当日分のデーがなくなることになってしまいます。でも、同期をもっと細かい間隔で設定できれば、被害を最小限に食い止められます。

伊丹店のスタジオの写真
伊丹店のスタジオ。各店舗のスタジオ製作は社員・スタッフで行っている。

伊丹店のレンタル衣装
伊丹店では衣装レンタルも行っている。

導入製品

導入製品

デスクトップ/タワー型 4ベイ TS-453Be (2TB HDDx4)

幅広いアプリケーション拡張およびより優れた効率性を引き出すためのPCIeスロット付きのクアッドコアマルチメディアNASです。


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