公開日:2016.07.22 更新日:2022.06.24 閲覧数 22,900 (月間231)

こんにちは、テックウインド株式会社メディアチームです。

サーバーの機械にもCPUやメモリーが搭載されておりパソコンとあまり変わりのないパーツで構成されています。
そのためサーバーでも32ビットと64ビットのサーバーがあります。

サーバーで使われる用語ビット

サーバーのコンピューターで扱われる情報の最小単位がビットと呼ばれるものです。
このビットは、2つある選択肢から1つを選ぶときに必要な情報量が1ビットとなります。
一般的に表すときにはnビットの情報量で2のn乗個までの選択肢の中から情報を表現することができます。

32ビットと64ビットの違い

サーバーのOSでは32ビットと64ビットを使うことができます。
このサーバーの32ビットと64ビットの違いでは、一度に処理することができる情報量が違うことになります。
32ビットのOSのサーバーでは2の32乗の情報を処理することができます。
64ビットのOSのサーバーでは2の64乗の情報量を処理することができます。
情報量の処理能力の違いはありますが、32ビットのサーバーと64ビットのサーバーで決定的に違うのが利用できる最大メモリーが異なります。
32ビットサーバーではメモリーは最大4GBまでしか利用できないのですが、64ビットのサーバーOSでは理論上でおよそ171億GBのメモリーを利用できると言われています。
処理能力の違いがある32ビットと64ビットのサーバーですが、企業用のサーバーとしてどちらを使うかと考えれば処理能力に余裕のある64ビットは今後主流となります。

動きの違いとメモリー容量の違いの差

サーバーで32ビットと64ビットの最大の違いは、使用できるメモリー容量に違いがあります。
そのためサーバーの動きもメモリー容量の違いにより大きく異なります。
処理能力の速さでは64ビット搭載のサーバーが速い処理能力となっています。
メモリーは、搭載しているメモリーが大きければ大きいほど処理能力が早くなります。
メモリーは、人が作業をする作業台がメモリーとなるため作業台が広ければ広いほど処理をしやすい環境となります。
そのためサーバーのメモリーも容量が大きければ大きいほど処理速度が速くなります。

企業が使うサーバーでは32ビットのサーバーから64ビットのサーバーに変更する企業が増えています。
処理能力の進んでいる64ビットをサーバーにすることで、今まで以上に多くのサービスを提供することができるからです。

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