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外出先からNASのデータにアクセスしたい!
myQNAPcloudを使ったスマートフォンからのアクセス

NASは、社内や家庭内で使うだけの機器ではありません。
スマートフォンなどを利用して外出先からもアクセスできるようにすれば、普段使っているデータをさまざまな場所から参照できるようになります。

今やリモートアクセスは手軽なものに

ルーターのポートを転送したり、ファイアウォール設定を変更したり……。
外出先から社内や自宅の機器に接続することは、かつてはとても面倒で手間のかかる設定が必要でした。しかし、QNAPのように進化したNASが登場した今では、外出先からのリモートアクセスは、とても身近な存在です。

手間がかかっていた設定は、今やNASにおまかせで、ウィザードを数回クリックしていくだけで、すぐにリモートアクセス環境を構築することができます。PCだけでなく、スマートフォンからのアクセスもできるようになっているため、普段、会社や家で利用しているデータを外出先からも利用することができます。

外回りが多い社員が普段の業務に利用したり、出張などの際に必要なデータを取り出したりすることができるので、ぜひ活用しましょう。

「myQNAPcloud」で設定する

QNAPに外出先からリモートアクセスできるようにするには、「myQNAPcloud」を利用します。設定画面にアクセス後、ホーム画面にある「myQNAPcloud」を起動し、初期設定を実行しましょう。この操作によって、QNAPが提供しているクラウドサービスにNASを登録したり、外部からNASにアクセスするためのルーター構成などが自動的に設定されます。

myQNAPcloudを起動して「使用開始」をクリック

まずは、myQNAPcloudアカウントを作成します。はじめての場合は、「myQNAPcloudアカウントを作成する」をクリックして、表示されたページにメールアドレスなどを登録してアカウントを作成しておきます。アカウントを取得できたら、その情報を画面に入力します。メールアドレスとパスワードを入力して設定を進めます。

myQNAPcloudアカウント(QID)とパスワードを入力する

続いて、「デバイス名」を設定します。このデバイス名は、外部からアクセスするためのURLなどに使われるので、会社名や自分の名前などを使ってわかりやすいものを設定しておくといいでしょう。

デバイス名を設定する

デバイス名を設定できたら、設定するサービスを構成します。ルーターの自動構成など、標準で必要な設定が選択されていますので、そのままの設定で進めます。ただし、唯一注意したいのが「アクセスコントロール」の設定です。標準では「パブリック」が選択されていますが、この状態では登録したデバイス名を使って、自分以外のユーザーもデバイスを検索することができます(NASへのアクセスはユーザーIDが必要なのでそのままでは不可能)。 外部のユーザーと共同作業をする場合などは便利ですが、内部だけで使いたい場合は「プライベート」を選択して非公開にしておいたほうがいいでしょう。

もちろん、後から設定を変更できるので、必要に応じてパブリックとプライベートを切り替えることができます。 設定が完了すると、myQNAPcloudの画面にデバイス名などが表示されるので、確認しておくといいでしょう。

設定項目を選択。アクセスコントロールははじめは「プライベート」がオススメ

設定完了。設定項目を確認できる

外出先から接続する

外出先からのアクセスは、さまざまな方法がありますが、PCの場合はインターネット上のmyQNAPcloudサイト経由でアクセスするのがもっとも簡単です。具体的には、外出先のPCからインターネットに接続し、ブラウザを起動して「myQNAPcloud」のサイト(http://myqnapcloud.com)にアクセスします。

トップページや右上に「サインイン」ボタンが表示されるので、これをクリックして登録したmyQNAPcloudのアカウント(QIDのメールアドレスとパスワード)を入力してサインインします。すると、NASへのアクセス画面が表示されるので、今度はNASに登録されているアカウントでログインします。これでNAS上のファイルを参照できるようになります。

PCからはmyQNAPcloud経由でNASにアクセスするのが簡単

続いて、スマートフォンからのアクセスしてみましょう。スマートフォンからアクセスする場合は、QNAPが無料で提供している「Qfile」アプリを利用します。AppStoreやPlayストアから「QNAP」をキーワードにアプリを検索し、Qfileをインストールします(ほかにもアプリがあるので必要なものはインストールしておくのがオススメ)。

Qfileをインストールする

続いてアプリの初期設定をしますが、初回は社内や家庭内など、NASと同じネットワークに接続している環境で設定することをオススメします。NASを自動的に検出できるので、設定がとても簡単です。

社内や自宅内など、NASと同じネットワークで起動すると、自動的にNASが検出される

ユーザーIDとパスワードを設定すれば、NASにアクセス可能

NASの共有フォルダーを参照できる

外出先からアクセスする場合は、この設定に加えて、myQNAPcloudのアカウントを設定する必要があります。アプリ左上のボタンからメニューを表示して[設定]を選択すると、「QIDの管理」という項目が表示されます。ここに、取得済みのmyQNAPcloudアカウントを登録します。この設定を一度しておけば、アプリ起動時の接続先にもアイコンが表示されるようになり、NASにmyQNAPcloud経由でアクセスできるようになります。

QIDを登録する

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