ルーターについて応用編

オンラインストレージを構築。社内の情報共有を加速させる

業務を遂行する上で、情報共有は非常に重要です。情報共有がスムーズであれば、業務の生産性も向上し、企業としての売り上げも拡大していきます。実際、企業ポータルや大規模ストレージなど導入し、情報共有を加速させている企業も少なくありません。しかし、小規模企業にとってそのような投資は困難で、情報共有を進めたくても、二の足を踏んでしまうというケースが多いようです。

情報共有に課題を持つ企業にとって、無線LANルータ「RT-AC87U」は最適なソリューションとなっています。というのも「RT-AC87U」には、「AiDisk」という機能があり、「RT-AC87U」に接続しているUSBメモリやHDDなどにネットワーク経由でアクセスできるのです。

つまり「AiDisk」を使えば、社内のパソコンに散財している情報を一元管理できるようになり、企業内の情報共有を推し進めることが可能になります。また、「AiDisk」は、社外からのアクセスにも対応。出張時でも、社内で共有されている最新情報を取得できます。(なお、共有している情報にアクセスするためにはクライアント端末にFTPクライアントソフトが必要になります)

「ネットワークマップ」を開き、接続しているメディアを選択します。

「USBアプリケーション」→「AiDisk」の順にクリックし、「AiDiskウィザード」を開き、AiDiskの設定を行います。
パスワードやアクセス権、DDNSなどについて設定しましょう。

ユーザーを追加する場合は、「USBアプリケーション」→「Servers Center」→「FTP共有」の順にクリックし、新しいアカウントを追加します。

スマートフォンやタブレットから社内の情報にアクセスするには、「Cloud Disk」機能が便利です。「AiDisk」と比べ、設定項目が少なく、スマートフォン用の専用アプリやインターネットブラウザから利用できるという特徴があります。「AiDisk」のように、ユーザーごとにアクセス権限を変更することはできませんが、お手軽に情報共有を開始することができます。

「AiCloud 2.0」をクリックし、「Cloud Disk」の機能を「オン」にします。

「Enter AiCloud 2.0」の次に記載のあるURLにアクセスし、AiCloudにログインします。

ファイルの一覧が常時され、アクセスできます。

スマホの専用アプリからログインした画面。ファイルへのアクセスが可能です。

すでにPCサーバーやNASなどを導入しており、SAMBAにより情報共有している場合、「Smart Access」機能がおすすめ。簡単な設定だけで、社外からも情報共有できるようになります。

「Smart Access」をオンにすると、社内同様に社外からもファイルを共有できます。
ファイル共有している機器は自動的に検知します。

「RT-AC87U」に接続しているパソコンやサーバーの一覧が表示されます。

これらのパソコンにアクセスすれば、社外からも情報を共有できるようになります。

「AiDisk」や「Smart Access」では、情報共有することはできますが、災害や機器の故障などのトラブルに対応することはできません。このようなトラブルに対応するためには、常時から遠隔地やクラウドなどにバックアップを取得しておくと安心です。

「RT-AC87U」には、ASUSが提供しているクラウドサービス「asus webstorage」と「RT-AC87U」とを同期する「Smart Sync」や「RT-AC87U」同士を同期する「Router-to-Router Sync」機能が搭載されています。これらの機能を利用することで、災害対策としても十分利用できるのです。

「RT-AC87U」は、情報共有による、業務効率や生産性の向上だけでなく、事業継続なども実現するソリューションと言えるでしょう。

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