QNAP 導入事例 K株式会社

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QNAP 導入事例 K株式会社

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コンピュータの仮想化が進む中、K株式会社※がその仮想環境のネットワークボリュームとして導入したのがQNAPでした。導入の経緯と評価について、運用担当者に詳しくお聞きしました。
※取り扱いデータが機密情報を含むため、社名について非公開とさせて頂いております。
※この記事では、特に断りがない限り、QNAPとの記載は、QNAP「TS-859 Pro プラス」を指します。

地図に添付するファイルをQNAPで管理

御社の業務概要を教えてください。

親会社が地図ソフトとそのデータを販売しており、当社はその保守サポートの専門子会社として設立されました。地図データは、例えば自治体などから依頼され、求められる地域の航空写真や測量データ、関連する台帳などを、地図ソフトも含めて収めています。当社はその導入後の保守サポートを全国一律に提供しています。

QNAPをどのように活用されているのでしょうか。

地図データはお客様が目にすると1枚の画像にしか見えませんが、実際には航空画像データや地図データ、道路データなど、さまざまなレイヤで構成されています。また、画面上では地図の精度を指定できますが、これは1枚の画像データを拡大縮小しているのではありません。その縮尺に合わせた地図をそれぞれに用意しているのです。

さらに、地図に添付するファイルの扱いでQNAPが必要になりました。

地図の添付ファイルとは、具体的にどのようなデータでしょうか。

自治体のお客様ですと、例えば水道や下水道を取扱う部門であった場合、水道現場の写真や、それを管理する台帳が地図のシステムから呼び出し可能であることが求められます。

税務を取り扱うお客様ですと、システムに表示されている地図(例えば地番図)と、お客様がスキャンして管理されている図面(公図など)を、添付ファイルとして呼び出して双方の図面を比較可能であることが求められます。

こういった図面・写真・台帳のようなさまざまな添付ファイルが必要となり、特にスキャンデータは相当な容量になります(時には地図そのもののデータ容量を超えます)。 これらを仮想環境に格納する為の解決策として、QNAPを選択しました。

1000台にも及ぶ仮想コンピュータ環境を構築

QNAPを使用しているシステム環境を教えてください。

親会社は全国に拠点を持っており、地域のお客様から要求される地図データをそれぞれの拠点で提供し、保守サポートも個々に対応していました。当社はその保守サポートを代行するため、お客様に納品したものと同等の地図情報を持たなければなりませんでした。 しかし、日本全国の地図をカバーするコンピュータシステムを構築すると、相当に大規模なものになり、コストもかかります。

一方、お客様からの問い合わせはごく限られた地域の、ある業務に特化したシステムに関するものがほとんどで、全システムを常時稼働させておく必要はありません。 そこで当社では、リソースの節約とお客様の問い合わせへのピンポイントの対応を両立させる為、案件ごとにゲストOSを作成した上で個々にシステム環境を構築する構成を取っています。全国の拠点から集約したシステムは困難であったこともあり、仮想コンピュータの数は約1000台にも及びました。その構築が一段落してから課題となったのが、添付ファイルの膨大な容量でした。

いつぐらいから課題として取り上げられたのでしょうか?

案件ごとにゲストOSを分ける構成を選択した時点ですでに、添付ファイルの管理は課題になるだろうと予想されていました。2010年の暮れころから対策を検討し、NASを購入してハイパーバイザーにマウントして蓄積する方針を決定しました。

当社のVMware環境のメインストレージはFC-SANの構成で、使用しているディスクもコストの高いSASです。 システムの特性上常に参照できている必要があり、高速なレスポンスが要求される地図データに対して、静的データである添付ファイルをメインストレージに格納するのはコスト的に無理があったのがNASの購入を検討した一番大きな理由です。

卓越したコストパフォーマンスを高く評価

NASとしてどのような条件がありましたか?

ポイントとなったのは、容量、安全性、そしてコストです。数十テラバイトの莫大な容量が必要なのはもちろん、業務を安定して継続していくためには信頼性と安全性は欠かせません。だからといって、無尽蔵にコストをかけられるわけではありません。

また、仮想コンピュータの管理上、VMwareのデータストアとして運用できること、つまりメインストレージ同様の仕様でネットワークボリューム(LUN)を作成できることが望ましいと考えていました。 そうして探していくと、製品は限られてきます。

当初3製品ほど候補があったのですが、これを2社に絞り、評価機器を借り受け検証しました。これで明らかになったのは、このレンジで卓越したコストパフォーマンスを示すのはQNAPということです。加えて自由度が高く、柔軟なシステム構成が可能でした。

導入後の評価はいかがですか。

2011年初頭にはQNAPに決定し、すぐに導入しました。驚いたのはパフォーマンスの良さですね。前述のようにネットワーク経由ですからスピードを期待していたわけではありませんが、内蔵ディスクと変わらないレスポンスがあります。

また、QNAP側の仕様では、ネットワークボリュームに制限はありませんが、VMware側の制限で2テラバイトまでしか制御できないため、その能力を使い切っていません。さすがにここまでは検証時に確認できませんでした。ただ、QNAPの自由度の高さは強みだと思います。

今後はファイルサーバーとして活用

今後の展開について教えてください。

導入当初は30テラバイトでしたが、今ではシステム自体が拡張しており、QNAPも100テラに達しています。システムは常に容量との戦いで、これからもHDDは増加させていくことになりますが、QNAPであれば、この増加も低コストで継続させていくことができます。中規模クラスのストレージでは最も魅力的な価格だと思います。

QNAPをVMware仮想環境用のNASとして採用しましたが、これは大成功でした。実際ユーザーからの評判も上々です。QNAPを今度はファイルサーバーとして使用することを検討し、社内で交渉を重ねているところです。

今後のQNAPにもテックウインドにも大変期待しております。

本日はお忙しい中、 貴重なお話をありがとうございました。

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